下町だよりBLOG

資産寿命をのばすには?

2021年4月23日

皆さんこんにちは!

本日は、「資産寿命をのばすには?」についてお話しします。

大部分の人は、現役時代と変わらず健康で、ある程度の経済的な豊かさという二つの条件がそろった状態での長生きを望んでいることでしょう。

逆に体が不自由で寝たきりのままの長生きや、住む場所も着るものもままならない長生きを望む人はほとんどいないでしょう。

そのように考えると、人生100年時代を迎える私たちは、平均寿命が延びていることに併せて、「健康寿命」と「資産寿命」を延ばすことを考える必要があります。

そこで、資産運用に関係ある「資産寿命」についてまとめてみましょう。

人生の円熟期に実現したい夢

日本ロングライフ株式会社が全国の60歳から79歳の男女を対象に、「人生の円熟期において、実現したいと思う夢」を調査したところ、「旅行」「健康・長生き」「お金」が上位3位までを占めました。

また、「スポーツ・運動」や「のんびり過ごす」、「音楽」「教養」など多彩なジャンルの回答が見られました。自由な時間を使って、趣味に専念したり、今までできなかったことに挑戦するなど、楽しみ方は人それぞれです。

肝心なことは、心身共に健康であることと生活を楽しむ余裕が持てることだと思います。そして、その余裕を持てるように、準備するように心がける必要があります。

老後に不安になること

一方、「老後生活に対する不安の内容」に関する調査によると、8割以上の人が老後生活に対して不安を抱えており、不安の内容としては、「日常生活に支障が出る」といった健康面の不安だけでなく、「公的年金だけでは不十分」や「退職金や企業年金だけでは不十分」など、老後の資金についての不安が多いことがわかります。

健康とお金については、夢でもあり不安でもあるようです。できる限り、資産寿命を延ばすことが望ましいようです。

出典:生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」より

ライフプランを立てる

「大学卒業、新卒採用、結婚・出産、住宅購入、定年まで1つの会社、退職後は退職金と年金で、

三世帯同居で老後生活を送る」というライフプランは、高度成長期には一般的だったライフプランは、終身雇用制と年功序列型賃金体系によってもたらされるものでした。

ところが、バブル崩壊及びリーマンショック後の時代にはどう変化しているでしょう。

総務省のデータによると、2015年~2019年の転職者率は5%前後で微増しています。このことからは転職は珍しくない時代にあり、終身雇用制にとらわれない働き方が浸透しつつあるといえるでしょう。ただし、経済が低迷期にある日本では、終身雇用を確実に守ることは難しくなっていることは確かです。

そのような時代の中では、どのようなライフプランを想定するのか、そのライフプランに伴う収支や資産はどの程度になるかを「見える化」して対応を考える必要があります。

次の図をご覧ください。これまでの資産運用とこれからの資産運用に求められていることが簡潔に図示されています。

無駄な支出を削減し定年後も一定の収入を得るとともに、資産を運用しながら取り崩していく。こうすることによって、よりよい未来を過ごせるのではないでしょうか。

人生100年時代の資産運用

上の図は、65歳時点で2,000万円の資産保有している場合で月額8万円(年間96万円)ずつ取り崩したときの資産寿命のシミュレーションです。運用しない、あるいは低金利の預金の場合には、21年目には資金は尽きてしまいます。

2000万円を年率3%で運用しながら8万円ずつ取り崩すと、計算上は98歳まで資産寿命を延ばすことができます。

夢を実現し不安を減らすために、資産を積み立て、運用しながら取り崩していくことによって資産寿命が延びていくことは否定できません。

それでは、資産を作るにはどのような手段があるでしょうか。

次回は手段である「投資の種類」についてお伝えしたいと思います。

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