下町だよりBLOG
SDGs第1目標~第4目標
2021年12月20日皆さんこんにちは!
不動産特定共同事業を含む資産運用についての情報をお伝えしています。
前回は、SDGsのキーワードとなる「5つのP」についてお伝えしました。
今回は、企業や団体のSDGsへの取り組み方を紹介してみたいと思います。
もちろん、取り組みが持続可能な社会の実現に資する内容かどうか、
また、取り組み自体を持続できるかどうかを、検討しなければなりません。
1「貧困をなくそう」:Panasonic「かものはしプロジェクト」
経済格差が広がるカンボジアの農村地域で雇用を創出し、
子どもが売られない世界をつくることを目的とするものです。
最貧困層の女性向けの雇用創出と人身売買の規制支援を行っています。
具体的には、大人が安定的な収入を得て子どもを売らなくてもすむように、
エコバッグやブックカバーなどを制作する雑貨屋で雇用したり、
警察による取り締まり強化を支援したりしています。
2「飢餓をゼロに」:長野県松本市「30・10運動」
飲食店での食べ残しによる食品ロスを削減するための運動です。
飲食店から廃棄される生ごみの56%が食べ残しによるという事実に基づき、
食べ残しの削減が食品ロスを減らすことに繋がることから、
このような取り組みが2019年にスタートしました。
「30・10(さんまるいちまる)」という名前は、
「10月30日」が「食品ロス削減の日」に定められたことに由来します。
また、宴会時における食べ残しを減らすためのタイムスケジュールも表しています。
乾杯の後の30分間とお開き前の10分間は自分の席について料理を楽しみ、
「もったいない」を心がけ、食品ロス削減に取り組もうというわけです。
松本市で食品ロス削減を推進する飲食店、宿泊施設等又は事業所などは
「残さず食べよう!」推進店・事業所として認定されており、
認知されている施設を使用することが市民にも推奨されています。
3「すべての人に健康と福祉を」:富士通
自社のデジタルテクノロジーを国民の健康を守るために積極的に活用しています。
具体的には、新型コロナウイルス流行の際に、
医療従事者の感染リスクを押さえながら、感染状況や正確な情報を収集すべく、
各自治体に相談窓口となるチャットボットを整備していたり、
演算速度世界一のスーパーコンピューター「富岳」を活用して、
新薬の開発や飛沫感染のシミュレーションなど、幅広い社会問題の解決に貢献しています。
4「質の高い教育をみんなに」:リコー「リコーインド教育支援プログラム」
リコーは、ご存知の通り、事務機器、光学機器メーカーです。
教育現場をサポートする製品やサービスを提供しているリコーが、
セーブ・ザ・チルドレンとの協働し、
インドの学校に製品・サービスなどを活用できる環境を提供しています。
2011年から2014年にかけては第1段階として、
学びのためのネットワークを作りあげました。
デジタル印刷機を活用した授業の改善と
教員、行政、保護者、地域の人々の能力強化に重点を置いた教育支援を行い、
結果として子供たちが学びやすく、学校に通いやすい環境が整えられています。
2014年からは第2段階として、楽しく学ぶ授業を創るという目的を掲げ、
プロジェクターとデジタル教材の提供をすることで、
授業の質を高め、子供たちがより楽しみながら学べる授業作りを支援しています。
以上、今回は第1目標から第4目標まで、各団体の具体的な取り組み方を紹介しました。
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誠心誠意ご対応いたします。
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