下町だよりBLOG

ジェンダー平等への取り組み

2022年2月22日

皆さんこんにちは!

本日も不動産特定共同事業を含む資産運用についての情報をお伝えしていきます。

前回は、第5目標の「ジェンダー平等を実現しよう」について、「ジェンダー」の意味、日本の現状などをまとめてみました。

今回は、「ジェンダー」を巡るキーワードを整理し、第5目標に取り組んでいる企業の例を紹介してみます。

生まれつきの性別とは別に、ジェンダー=社会的性別という見方が出てきたことで、性別に関する考え方も深まってきました。

そこで、最近よく聞くようになったジェンダーにまつわるキーワードについて詳しく見てみましょう。

ジェンダーギャップ

ジェンダーギャップとは、男女の違いにより生まれる格差のことです。「男女格差」「ジェンダー不平等」などと言われることもあります。

前回ご説明しました「ジェンダーギャップ指数」は男女格差を示したものです。

指数が小さいほど男女の間に不平等があり、指数が大きいほど男女の格差がないという目安になります。

日本は健康や教育の分野では男女格差がほとんど見られないものの、156か国中120位となっています。

これは、政治や経済の分野において女性の参画率が低いことが原因であり、格差の解消が求められています。

ジェンダーフリー

ジェンダーフリーとは、社会的な性別の違いによる役割分担に縛られることなく、一人ひとりが自分の能力を生かして、自由に行動したり生活したりできるようにしよう、という考え方のことです。

社会的性別(ジェンダー)から、自由(フリー)になる、という意味があります。

固定されたイメージは、一人ひとりが自分らしく生きていくことを制限してしまいます。

「誰もが性別の違いにとらわれず、自分らしく生きることができる社会にしよう」というのが、ジェンダーフリーの考え方です。

ジェンダーレス

ジェンダーレスとは、「男女の区別をなくす」「男女の境界がない」という意味があります。

男女どちらでも着られる洋服を作るブランドが増えて、「ジェンダーレスファッション」が話題になりました。

また、男性が化粧をしたり、男女の服装の違いではなく自分らしさにこだわった服装をしたりする「ジェンダーレス男子」もSNSを中心に注目されています。

先ほどの「ジェンダーフリー」は、社会的な性別の差がテーマになっている考え方で、「ジェンダーレス」は自分自身の性の在り方がテーマになっています。

つまり、自分の生まれつきの性や、男らしいとか女らしいという周囲の思い込みよりも、自分らしい服装やメイク、言動を大切にしたいという考え方を示しています。

LGBT

これまでは性の違いは、男性と女性に分けるのが一般的でした。

しかし、体の性と心の性が違ったり、同性が恋愛対象になったりする人もいます。

男女以外にも多様な性があることを一人ひとりが理解し、社会全体で受け入れることが肝要です。

LGBTとは、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Transgender(トランスジェンダー)の頭文字をとった言葉です。

L:レズビアン(Lesbian)…女性同愛者。体は女性で恋愛対象も女性

G:ゲイ(Gay)…男性同愛者。体は男性で、恋愛対象も男性

B:バイセクシュアル(Bisexual)…両性愛者。男性も女性も恋愛対象

T:トランスジェンダー(Transgender)

…生まれたときの性別と、自分の認識している性別が異なる人

SDGs第5目標の取り組み事例:ヤクルト

商品を自宅や勤務先に届けてくれる「ヤクルトレディ」の存在が有名です。

ヤクルトレディが活躍し働きやすい環境づくりとして、お子さんたちをお預かりする保育所(認可・認可外含む)を運営しています。

また、社員・ヤクルトレディを問わず、会社の方針に従って成果を出した人、努力した人、目標に向かってチャレンジした人が報われるキャリアアップ制度が用意されており、ヤクルトレディにおいては、意欲のある人、会社が示す一定条件を満たした人は、働き方の選択ができる社員へ登用できるようになっています。

今回は、「ジェンダー」にまつわるキーワードを整理し、第5目標に取り組んでいる例の紹介をまとめてみました。

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