下町だよりBLOG
SDGs第9目標~第11目標
2022年4月3日皆さんこんにちは!
本日も不動産特定共同事業を含む資産運用についての情報をお伝えしていきます。
前回は、
目標6「安全な水とトイレを世界中に」、
目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、
目標8「働きがいも経済成長も」
の各目標に取り組んでいる企業の例をお知らせしました。
今回は、目標9から目標11についてご説明します。
9『産業と技術革新の基盤を作ろう』:Apple「サーキュラー・エコノミー」
Appleは2030年までに、すべての製品もカーボンニュートラルにすると発表しています。この2030年という数字は、パリ協定で推進されている2050年までの達成目標より20年も早いものです。
このように技術革新の先駆者であるAppleですが、その中でも「サーキュラー・エコノミー」への取り組みも先進的です。
「サーキュラー・エコノミー」とは、日本語訳で「循環型経済」を意味します。
これまで経済活動のなかで廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と考え、リサイクル・再利用などで活用し、資源を循環させる、新しい経済システムです。
使い終わった製品を回収して、リサイクルする「Trade In」というプログラムが2019年に始まりました。
2020年には、製造工程で使用されるハンダまで、100%再生スズを採用することが決定したと報告されました。
それだけでなく、アルミの精錬では、精錬プロセス時に温室効果ガスではなく、酸素を放出するアルミニウム製造手法の開発も支援しています。
10『人や国の不平等をなくそう』:イオン「フェアトレード調達プログラム」
イオングループでは、トップバリュで商品を開発しているほか、グループ各社でもフェアトレードの商品を取り扱いしています。
また、2014年には、国際フェアトレードラベル機構(FLO)の「国際フェアトレード調達プログラム」にアジア唯一の企業として参加し、2020年までに国際フェアトレード認証カカオの取引量を2012年比の10倍に拡大することを目指して活動していました。
トップバリュの製品などには、FLOが発行する国際フェアトレード認証ラベルを付け、第三者の認証を取得していることを表しています。
FLOの仕組みでは、商品に対する適正価格の支払いに加え、生産者の村やコミュニティ全体の生活向上に役立ててもらえる資金としての「プレミアム」金額が支払いに上乗せされています。「プレミアム」は、生産者組合により民主的に用途が決められ、井戸の設置や学校施設の整備など、地域全体の支援につながっています。
11『住み続けられるまちづくりを』::NTT西日本「災害時に使えるインフラづくり」
災害時の停電は、私たちの生活だけでなく、大切な誰かと連絡を取る手段も奪います。
NTT西日本では、災害発生時に被災地への通信が繋がりにくい場合に「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」を提供しています。
また、日頃から災害発生を想定した訓練や、災害に強い通信インフラ設備の構築に取り組むなど、災害の多い日本でも安心して生活できるような取り組みを進めています。
今回は、第9目標から第11目標まで、具体的な取り組み方を紹介しました。
次回は、第12目標から第14目標までの具体的な取り組み方をご紹介します。
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また、下町の大家さん6号が販売中となっております。
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