下町だよりBLOG
SDGs「5つのP」
2021年11月22日皆さんこんにちは!
不動産特定共同事業を含む資産運用についての情報をお伝えしています。
前回は、SDGsの意味を似たものとの違いなどからまとめてみました。
今回は、SDGsの17のゴールのキーワードとなる
「5つのP」についてまとめてみます。
SDGsには、上のように17のゴールがあり、
それぞれのゴールには、さらに具体的なターゲットが設定されていて、
ターゲットの総数は169にのぼります。
少々多すぎて、理解するのが大変です。
そこで、SDGsの原典とも言える「2030アジェンダ」の冒頭において、
持続可能な開発のキーワードとして掲げられている「5つのP」を説明したいと思います。
「5つのP」とは、以下のものです。
・People(人間)のP
貧困や飢餓をなくして、健康に、人間らしく生きていくために必要なことで、
以下のゴールが該当します。
1:貧困をなくそう
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを世界中に
・Prosperity(豊かさ)のP
すべての人が格差なく、豊かで安心・安全に暮らし、自然と調和しながら
経済や技術が発展していくために必要なことで、以下のゴールが該当します。
7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤をつくろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられるまちづくりを
・Planet(地球)のP
海や森林などの天然資源を守り、生産・消費の携帯を持続可能なものにすることで、
以下のゴールが該当します。
12:つくる責任 つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさを守ろう
・Peace(平和)のP
争いのない公正で平和な社会を実現することをめざすために必要なことで、
以下のゴールが該当します。
16:平和と公平をすべての人に
・Partnership(パートナーシップ)のP
みんなが協力しあう。すべての国や企業、個人が協力・連携して、
持続可能な世界にしていくことをめざすために必要なことで、
以下のゴールが該当します。
17:パートナーシップで目標を達成しよう
上のSDGsのロゴと比べてみると、
アイコンの配列は、この「5つのP」に分類されたゴールの順番通りです。
そして、これら17のゴールと169のターゲットを一言で表している
SDGsのいちばん大切な理念が、
「誰ひとり取り残さない」( No one will be left behind )です。
この一文こそが、
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で最も重要な一文であり、
SDGsの本質であるといわれています。
次回は、SDGsへの取り組み方を検証したいと思います。
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